バスケットボールシューズはロマン
バスケットボールにおけるシューズという物は、単に道具というだけでなくバスケットボールを構成する大きなファクターと私は考えています。
選手の意見とその時代の最新のテクノロジーを基に作られたベースに時代や背景、ファッション、音楽、など様々なカルチャーを絡めて出来上がったのがバスケットボールシューズであり、これが他のスポーツと一線を描くところではないでしょうか。
そう...
『バスケットボールシューズはロマンです。』
そんなバスケットボールシューズで私が最も愛しているシューズは、『air jordan 11Concorde』‼️
ドレスシューズのような、パテントレザーの美しい装いとパラシュートから持ってきたシューレースシステム。
そして、なんと言っても画期的なのが、巷で賑わっているNIKEの厚底シューズにも採用されているフルレングスのカーボンプレートを採用しているところ。デザイナーのティンカー・ハットフィールド曰く、フットボールのシューズのような硬さを目指した。
おろしたてのフットボールのスパイクは若干早く動ける。とのこと。
さらに当時の最新テクノロジーairを組み合わせることでクッション性と反発性を両立した時代を先取り過ぎたハイパフォーマンスシューズ。それがaj11 なのです。
もちろん今の時代からするともっと優れたシューズは沢山あります。
私自身aj11 Concordeを所有しており、履いた感触は...正直硬い!足底の動きを無視するほどのカーボンプレートの硬さ。ティンカー・ハットフィールドの狙い通り確かに硬い。コートの上でドレスシューズを履いているかのようなコツコツとした接地感。
スピードに乗り、体重が加わることで反発感は感じられる。走る時に足を運んでくれる感覚もある。
しかし、正直所有しているレブロン16 のzoomairプラスMax airのハイブリッドなairシステムの方が乗り心地は良いかと...
それでも良いんです。時代が進めば技術も進み、人体の構造もさらに研究が進み良いものは必ず生まれるてくる。
何がこのシューズに気持ちを引かせるのか。
それは、あの時代に最高のテクノロジーと美しさを両立させたこのNIKEとジョーダンの試み。そうロマンです。
もっと言えば、aj11 Concordeは一度コートを去ったMJがコートに帰ってきた85年のカンファレンスファイナルで、『発表前だからだから履いちゃダメよ』とNIKEに言われてたのに履いちゃったうえにMLB挑戦時の背番号45がナンバリングされ、さらにルール上カラーの問題もあり2試合のみの着用。
2011年の復刻の際は北米にて逮捕者も出るほどの騒動を巻き起こしたいわばお騒がせシューズという...
(ちなみにaj10は引退後MLB挑戦時に発売した為ジョーダンシューズでありながらも真のジグネーチャーと言いがたいと個人的に思っている...でも超カッコイイ。)
歴史的な背景もこのaj11Concordeを輝かせる所以なのです。
(引用:https://www.instagram.com/p/BrGyc97n9_S/?utm_source=ig_web_copy_link )
そんなair jordan 11 Concorde。
バスケットボールの神様の復活を彩った伝説のシューズ。
Concordeとは、ブドウの品種でソールに見える紫色の部位を指しているとのこと。
コービーとアイバーソも履いてました‼️
(引用:https://www.nicekicks.com/footwear-flashback-kobe-bryant-wears-concord-jordan-11s/ )

